それも二回もあって、ちょっとビビった。震度2位なのでそう慌てることもないのだが、そのうちに大きくなったらどうしようとつい思ってしまう。それくらい何年か前に経験した宮城地震(正確には2003年三陸南地震というらしい)は恐ろしかった。

玉木宏目当てで録画した「鹿男あおによし」は、意外にも地震が頻発する話だった。香立て続けに自身が来るとつい、ドラマを思い出してしまう。

ドラマの中の人達は自信があって、かなり被害が出ているにも拘わらず、翌日にはきれいに片づいて平然と生活していた。作り物の限界なのか?

と思いつつ、更に思い出したのが「松代群発地震」。オイラ高校生の頃にぐらぐら揺れていた。ドラマほどものが降ってくることもものが倒れることもなかった。普段の生活にはたいして影響はないが何年にも渡って揺れ続けたので壁にひびが入ったりお地蔵さんの首がもげたり墓石が倒れたりはした。校舎にでっかいつっかえ棒を何本も付けてくれた。

高校の講堂はしゃれた洋風作りだったが、古いし床が柔だったらしく、厳しく人数制限されていた。思えば教師達は卒業式の時など祈るような気持ちだったに違いない。と今頃気づく。

ドラマはナマズを鎮める儀式を執り行う神様の僕に選ばれた人達の右往左往ぶりを描いたものだったが、女子高生の教師に寄せる恋の物語、その葛藤と成長が見所と思う。高校生役の女優さん(多部未華子)がすばらしい。