昭和50年の住宅地図を図書館で一部コピーしてきた。

駅前近辺の「ドーナツの穴」な部分。

昭和50年はすでに中心市街地の空洞化が始まっていた時期。
意外にも銭湯が多い。
意外に病院が多い。医者が多い。
職種が多い。
商店も雑多な専門店が駅前に並んでいる。

そしてゴキブリ長屋みたいな集合住宅はちらほら空き家が出始めている。

同じ場所で同じ商売をしているお店があるかと思えば、屋号は同じで商品を変えているところもある。通りを挟んで移転していたりもしている。道路も変わっている。

昭和50年は、結婚して初めて足を踏み入れた時期にあたる。よもや住むことになるとは思いもしなかった。

おいらすぐに「住めば都」になってしまう人。
金儲けのためには、八幡様の参道もぶった切ってしまう思い切りの良さがこの町の魅力。空洞化が進むのは時代の趨勢で八幡様のたたりではないと信じたい。