ビアズリー展を見に新潟に行った。

これが新潟初上陸。島じゃないから踏破かしら。

いつの間にか政令指定都市になっていた。最もその昔外国航路もあって、海の向こうはロシアだと新潟市出身の友人は豪語していたくらいだから当然といえば当然かも。

実家は長野県にありお隣の県が新潟。修学旅行で初めて見た海は新潟、直江津の海だった。あいにく雨だったが晴れてれば佐渡が見えるよと、見えない佐渡に激しく憧れたものだが未だに行っていない。やっと佐渡汽船の乗り場近くまで行った。

郡山から高速バスが通っている。乗客は20人ほど。帰りも同じくらい。土曜日なので特別かもしれない。このくらい乗っていれば路線が消滅することはなさそうだ。むしろ運転手、若くキビキビ働いて、座っている時は若干太っている程度に見えたのだが、立ってみると縦と横が同じくらい、キビキビ動いて身軽そうだったがパーキングでの休憩の時、よちよち歩いていて膝が心配になった。


終点のバスセンターで降りるがどっちに行っていいのかわからない。交差点で信号待ちしている奥様に万代島美術館への道を聞いた。わかりにくいから川べりに出るのがいいんです。そっちに行くから一緒に来て下さい、と。川、信濃川に出て親切な奥様はとあるマンションに入っていた。川べりの遊歩道を歩くと風が気持ち良い。
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展覧会を見て帰りはバスのりばの行列に並び駅前まで運ばれた。新潟都会だな、と思ったのがあちこちに向かう高速バスの数。

もう一度行ったから二度と行くことはあるまいと思っていたが、行きと帰りのバスから見えた『沼垂ビール』がとても気になる。これを飲みにもう一度行くかもしれない。



実家は長野県の信越線沿線にあった。まだJR東日本になる前、青春18切符で子連れ旅行をした。乗り換えの都合、新潟には行かず新津で乗り換えた。それさえも実は間に合わず、一部特急を使った。たぶん長岡から新津までだったと思うが、長岡を出てすぐ急停車。直前横断があったとか。動き出して車掌が来たので切符を買おうと呼び止めたら手で制して通り過ぎそれっきり現れなかった。図らずも無賃乗車(あるいはキセル)をしてしまった。