先週末、皆既月食があった。実は大学生になるまで「月食」そのものを知らなかった。ある日東の空に上がった満月が欠けているのを見て仰天した。で、それは時間的に部分月食であったろうと。赤い月だった。

皆既月食を見ながら、そろそろペテルギウスが爆発するらしいよと言ったら息子は知らなかった。オイラの寿命では間に合わないかもしれないが息子だったら目撃がかなうかもしれない。

というわけで今朝からペテルギウスについてネットで遊ぶ。明月記に記録した藤原定家は目撃したわけではなく陰陽道の関心から(天変地異の予兆として)記録に残したらしい。なんだ、見てないのか。

そしてちまたではマヤ暦の最後の年と重ねて恐れおののく人たちがいて
爆発によって発生するチリとか光線とかガンマ線の影響を心配する人がいて、地球は磁場で守られているから大丈夫と言いつつ、磁場にも異常があって万全ではないとか。時々北と南が逆転していることがあるらしい。
ペテルギウスが既に大爆発を起こしていたとしても600年以上の時差を正確に測ることは今のところ不可能らしい。起こる前に恐れても始まらない。もっと現実的に起こる前に恐れてほしいものがあるのに。


それはさておき、地磁気も異常なのか。南北も逆転するのか?

1995年初めて気がついた方向感覚の異常。1995年2月末に気がついた。バスに乗って北側の窓から外を見ていた。左に進んでいるので西に向かっていると頭ではわかっているのに東に向かっているような気がして仕方がなかった。旅先で郡山よりは南にあって緯度が高い。だから影が小さい、花曇りで影が薄い。だから狂ったのかもと思ったのだが。

以来たびたび、太陽が照っていないと北がわからなくなった。加齢による感度の低下だと思っていたのだが、、、
と書きつつ、人間にそもそも地磁気を感じる能力があったのかどうなのか。