ドーナツの穴

ドリコムブログから移行しました。 これから整理する予定。

ドーナツの穴

空き家

正確には空き家ではないかもしれない。

引っ越した近所に古い家があって藪の枯れ葉の中にキウイが生っているのが見えた。7月頃、この家に灯りがついた。窓辺に吊された洗濯物はその時のままだ。白髪頭の老人が草取りをしていた。

古くから住んでいる伯母さんの話では夫婦で施設に入っているらしい。そこから抜け出して庭の手入れに来たのだろうか。息子がいるらしいが、こんな家には住みたがらないとかで、空き家状態。


オイラの実家。おっかさんの家も空き家状態。妹が通って手入れをしてくれているが、畑作りが主で植木にまでは手が回らないようだ。捨ててきた植物たち。反逆ののろしを上げて、というのはオイラの思いこみだと思うけど、そんな感じ。

実家の近くにやはり嫁に行って親が亡くなって空き家状態の家がある。年に二三度手入れに来ていた。枝が折れるほど実を生らせていたプルーンの木もばっさり切り倒されていた。オイラの実家もいずれそうなるしかないのだな。

シャッターの絵

駅前の道を歩いていたらこんな「看板」を見つけた。

fcecf338.jpg


駅から5分。元奥州街道。元国道4号。ここが賑わっていた頃を知らないけど、このシャッターの模様は何回か見た。その時は貸店舗なんて看板はなかったが。s

シャッターに描かれた模様は駅前の地図。お店の名前なんかが入っている詳細なもの。いったいいくつ残っていることか。この店自体も閉店したようだし。


なんて役立たず・・・と呪ってみたい商店街

中心市街地活性化なんてしきりに言われているけど、時代の波に翻弄されて可哀相な人達だってことになっているけど、

昨日ふと先日チャコペーパーを買ったお店の入り口に「鋏研ぎます」と貼り紙があったことを思い出した。鋏さびて切れにくい所があって、しかも弛んでいる。

で、電話をした。料金とかかかる日数とか。料金は1260円。買うよりは安い。業者に依頼するので今日受けて明後日の仕上がりだそう。

この業者に出すと言うことに引っかかってどこかで研いでいる人はいないかと検索をかけてみた。金物屋でやっているらしい。ということで夕方サスペンスドラマが終わってから出かけてみた。(切る仕事はすべて片付けておきたいし)

店の近くに行くと道路にはみ出して展示した商品を取り込んでいるところだった。で、鋏の時を頼んでみると、製造元に送って研いでいるのだとか。立派な製造元でないと受けられないと!「東北のカッパ橋」を自称してテレビでも宣伝しているお店なのに。挙げ句の果てに「第一日曜日の元気のある商店街祭り」では包丁研ぎの実演をやっているのでその時ならすぐにやって貰えるって。

仕方ない、件の用品店に頼もう。はじめからこっちにしておけばよかったと後悔しながら入ろうとすると定休日の看板が。定休日は火曜日なのを知っているぞ。灯りのついた店内では店員さんが仕舞い支度をしていた。どうしようとと30秒ほど立ち止まって躊躇したあげく後日に回すことにした。店員さんは何人もいて立ち話をしている人もいた。(大事な打ち合わせかもしれないが)店の入り口の前に人が立って中を覗いているんだ、少しは気付よ。時計を見たら5時45分。いったい営業時間はいつまでなんだ?

寂れても仕方ないんだ。店の求める客層が時代遅れなんだ。

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後日談

定休日後に出かけてハサミ研ぎを頼んだ。
電話したことを憶えていてくれて、それで、月曜日にも来たんだけど定休日の札が下がっていたので引き下がったと言ってしまった。営業は6時までなのでそれまでは大丈夫(鍵はかかっていないらしい)と言われたが・・・定休日とか札をぶら下げるのはいかがな物かと思う。6時になってぶら下げたらいいのに。

出来上がりの二日後に訪ねてみると、入り口付近で何か仕事をしていた店員さんが応対してくれたが、その顔がすごかった。作りの美醜は言うまい。たとえどんな美人でもあんな不機嫌そうな顔をされたら嫌な気分になる。「鋏なんて知らない」とまず言われ、「出来てないから出直してこい」と言われ、

それでも引き下がらないのは年の功?

今朝には出来るといわれたと引き替え書を出して粘った。奥の方に立って何か熱心に語り合っている奥様風の人が「鋏ならそこにあるじゃない」と声を掛け、そっちを見ると鋏の一部が見えた。思わずにっこりするくらいきれいになっていた。なおもその店員は不機嫌そうにあちこちかき回してやっとほじくり出して渡してくれた。

なんだかなあ

あの店員、置くに引っ込めた方がいいんじゃないのかな。やたらぱたぱた忙しそうに働いているみたいに見えて実は足を引っ張っているんじゃなかろうか?

ドーナツの穴に帰還

実家で申し込んだADSLは、あっさりキャンセルとなった。他プロバイダの回線が占拠しているのだとか?

いろいろ考えて「光」を疑う。管理会社に問い合わせると「bフレッツ」が導入されていると。そこまでたどり着くに約半月経過。それから申し込んで二三日でNTTさんから連絡があるという、二三日の二日目。明日は日曜日だ。来週に持ち越しか・・・

3年半ぶりのドーナツの穴地帯はそれなりに変化があった。駅はきれいに成っていた。献血コーナーは駅の二階に。小汚く古めかしく東北っぽい旅情たっぷりの食堂は駆逐されていた。孤塁を守っていた一軒家も消滅していた。あのおばあさんはどうしているのか?

もう二度と帰らないつもりの場所に舞い戻ったのはこれで二度目。実家に現住所に。それでいて帰りたい場所にはいつになったら帰れるのか。そこは本籍地。バイパスが切り裂いてしまった条里制のころからの農村。

αminiの返却

もう7年くらい前になるが、電話をする時に0077をつける変わりに自動でやってくれるαminiをDDIから無料でお借りした。その後マイラインになって不要になったものだが、時計が出るのと通話時間、かけた電話番号が表示されるので使い続けていたが、ナンバーディスプレイ対応FAX機能付き電話機に買い換えたので更に不要になった。

勝手に捨ててはまずかろうと、まずカスタマーセンターというところに電話した。無料通話である。「捨ててくれ」とか「処分してくれ」といわれるだろうという予想に反して「返却用の封筒を送ります」と。笑い

その封筒が昨日届いた。早速送り返したのだが着払い。その料金730円であるらしい。商売するって本当に大変。うちなんか連絡用の通信費で足が出そうな収益のためにほとんど貢献していない利用者なのだ。こういう人も十把一絡げに同じ対応をとらねばならないんだ。ドクロ


余談になるが宛先は某市方八丁、お荷物に付いていきたい。
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