ドーナツの穴

ドリコムブログから移行しました。 これから整理する予定。

浪々悔悟 2

気になる人を二人見た

同じ日に不思議な人を二人も見るなんて。

近くのお寺で鬼子母神祭りをやっていた。そこでではなく、いつものスーパーに買い物に行って。

スーパー入り口に自転車を止めて若い男性が犬に水をやっていた。犬は荷台の段ボール箱から頭だけを出してかなり苦労して水を飲んでいた。皿は直径15センチあるだろうか、陶器と見えたが、惣菜の空容器かもしれない。目を引いたのは足元に籠(ケージ)があって中に猫が入っていた。

男性は少し顔は垢じみているかもしれない。日焼けしているのかもしれない。髪の毛が赤いのは染めているのか日焼けしているのか。家出中の中学生か高校生なのだろうか。じっくり観察したいと思ったが買い物を済ませて出てみるともう居なかった。

家路をたどっていると前を若い女性が喪服姿で右手にフライパンの入ったスーパーの袋とビール一パック入れた袋とを持って歩いていた。黒いストッキングを履いた細い足が目を引いた。首の後に一つ結びにしたひっつめ髪、パールのネックレスが見えた。すると声が聞こえた。何か歌っていた。途切れ途切れでよくわからない。どんな歌を歌っているのだろう。こういう時にどんな歌を歌って自分を慰めているのだろう。何故か懐かしい。自分も葬式帰りのような気分になった。

葬式帰りにフライパン?
葬式帰りにビール?

そういえば葬式につきもののおみやげは持っていなかった。黒で決めていたけれど靴はエナメルだった。

新潟初上陸

ビアズリー展を見に新潟に行った。

これが新潟初上陸。島じゃないから踏破かしら。

いつの間にか政令指定都市になっていた。最もその昔外国航路もあって、海の向こうはロシアだと新潟市出身の友人は豪語していたくらいだから当然といえば当然かも。

実家は長野県にありお隣の県が新潟。修学旅行で初めて見た海は新潟、直江津の海だった。あいにく雨だったが晴れてれば佐渡が見えるよと、見えない佐渡に激しく憧れたものだが未だに行っていない。やっと佐渡汽船の乗り場近くまで行った。

郡山から高速バスが通っている。乗客は20人ほど。帰りも同じくらい。土曜日なので特別かもしれない。このくらい乗っていれば路線が消滅することはなさそうだ。むしろ運転手、若くキビキビ働いて、座っている時は若干太っている程度に見えたのだが、立ってみると縦と横が同じくらい、キビキビ動いて身軽そうだったがパーキングでの休憩の時、よちよち歩いていて膝が心配になった。


終点のバスセンターで降りるがどっちに行っていいのかわからない。交差点で信号待ちしている奥様に万代島美術館への道を聞いた。わかりにくいから川べりに出るのがいいんです。そっちに行くから一緒に来て下さい、と。川、信濃川に出て親切な奥様はとあるマンションに入っていた。川べりの遊歩道を歩くと風が気持ち良い。
20160528_112054[1]20160528_125718[1]



展覧会を見て帰りはバスのりばの行列に並び駅前まで運ばれた。新潟都会だな、と思ったのがあちこちに向かう高速バスの数。

もう一度行ったから二度と行くことはあるまいと思っていたが、行きと帰りのバスから見えた『沼垂ビール』がとても気になる。これを飲みにもう一度行くかもしれない。



実家は長野県の信越線沿線にあった。まだJR東日本になる前、青春18切符で子連れ旅行をした。乗り換えの都合、新潟には行かず新津で乗り換えた。それさえも実は間に合わず、一部特急を使った。たぶん長岡から新津までだったと思うが、長岡を出てすぐ急停車。直前横断があったとか。動き出して車掌が来たので切符を買おうと呼び止めたら手で制して通り過ぎそれっきり現れなかった。図らずも無賃乗車(あるいはキセル)をしてしまった。

魔夜峰央を見に新潟へ行った

本来の目的はビアズリー展だったのだが
イザ、いつ行く!か、決断できず、漫画家魔夜峰央が公演をするという5月28日を選んだ。

先着180名というのでお昼も食べないで待っていたが・・・・

20160528_130404[1]


そして恐ろしく盛り上がらない講演会だった。一応『ビアズリーの魅力を語る』というタイトルがあるのだが。美術館の職員が映写幕にビアズリーと魔夜峰央の作品を並べて写しては感想を聞く。「嫌ですね」と、足元にも及ばないと謙遜していたが、共通点は色いろあるらしい。

家に帰ってぐぐってみたら、魔夜氏は新潟市の出身。だから来たのか・・・その辺りを話の糸口に、とは思わなかったのだろうか。

オイラのようなテレビ見てるだけの人、『パタリロ』はまだまだ連載中らしいがアニメが放送されてからだいぶ経つと既に過去の人のククリに区分けしている。その前に『パタリロ』自体マンガとして評価が高いわけではない。たぶん誰も「芸術的なマンガ」なんて言わない。一般人のオイラでさえキワモノ漫画家って見ているのに、芸術を相手にしている美術館員はどう評価しているんだろう。

往復高速バス代、5550円を遣って出かけた甲斐はあった。

魔夜峰央は職人気質で、腕の良い浮世絵職人よろしく、一ミリに10本の線を入れちゃう人らしい。美少年の睫毛は100本入れていると。そうなの?というわけで家に帰ってibookで『翔んで埼玉』を買った。自腹でマンガを買っているマンガ家は10名ほどしかいない。新たに一名増えた。

時計の電池を交換した

愛用の腕時計、電池が切れた。お店で変えてもらうと千円くらいとられるしその後、文字盤が曇りだしたりする。電池切れがお買い替えの時期なのか。捨てるつもりで自分で交換出来ないか。

百均で時計の電池交換グッズが売られていた。おおっ!と足を止めると、100円ではなく400円だった。400円は高い! と、諦めかけたら息子が持っていると。

それを借りて早速実行。
ベルトは傷んでいたのでさっさと外して(鋏で切り落とした)、簡単に蓋は開いた。
中身の電池を取り出し、番号を確認、これ又百均でゲット。

いざ交換。となってよくよく見れば、パッキンが切れていた。
雨の日とか水がかかった時などに文字盤が曇った。この時計は草取り中に落とし半年後草が枯れて出てきた。半年も風雨に晒されて発見した時はまだ動いていた。その後止まってしまったので電池を交換した。

雨の日に交換したから水分が混入して曇るようになったのかな、と推理していたが。原因はパッキンの劣化、切断。なんせ半年間風雨に晒されていたのだから、草の陰だったにせよ。もう引退願おう。

腕時計


気を取り直してもう一つの時計にとりかかる。幸いなことに同じアルバなので同じ電池を使っている。

蓋を開けようとして悪戦苦闘。まず、凹みが見つからない。
ベルトを外してやっと発見。借りたベルト外し用の針も太くて入らず安全ピンで両側外した。二個やってみてベルト用の突起の脇にある(写真の赤丸の位置)とわかった。ベルトは片方だけ外せばよかったんだ。隙間はわからないほど細く、そして、こじ開けようのヘラが厚くて隙間に入らなかった。結局、マイナスのミニドライバーで開いた。こちらはパッキンも切れてはいなかった。腕時計動き出した。

専用の道具なんて無くても出来たんだ。まず『やる気』が大事。


動き出したが、竜頭に問題を抱えていた。何かの拍子で時計が止まる。竜頭をグッと押すと動き出す。いつもというわけではないけれど、時計が信用出来ない。

やはりお買い替えの時期なのだろうか。

新聞勧誘

時々、その筋のお達しにより云々というチラシが入るが、

新聞勧誘

(これは二年ほど前のもので割とおとなしめ。その前に来たのは景品について過当に配ることも要求することもまかりならんというようなことが書いてあったと記憶するが、あくまでも記憶なので妄想も混入しているかも)

お達しなんのその。

我が家の購読新聞、半年契約で来年10月まで契約済みなのだ。

この家に住み始めてはや八年。ずっと読売系の某紙を購読していた。
一応半年契約なので半年ごとに次回継続のプレゼントが有ったりなかったり。当市に越してくる前は市街化調整区域の超ど田舎で朝日と福島民報を21年間購読していたが唯の一度もプレゼントを頂いたことはなかった。巷で噂のプレゼントを頂けただけで嬉しかったが、一度もらってしまうと欲が出るのか夫はプレゼントが来ないと文句をいう。

ご近所の奥様たちは半年ごとに購読新聞を入れ替えてなにがしかのプレゼントを受け取っている。それに倣えとアドバイスしても踏み切れない夫。

ここに越してきて初めてプレゼントに出会ったのは、勧誘も来ないのに電話で申し込んで購読したからだろう。

勧誘も来ないのに新聞を取り替えるのも・・・・ とか、慣れたところでなにも貰わなくても続けようか・・・・。 そうこうするある日、とうとう、他紙の勧誘が来た。こっちのほうがど田舎で二十一年、当市に来ても二年購読していたのでなんとなく馴染み深い。何故か八年も経つのに一度も勧誘に来なかったのだが。


新聞購読の一番の関心事は、新聞紙面にはなく、もちろんプレゼントでもなく、折込広告なのだ。何日かダブって入っていた時に折り込みを比較してみた。殆どは同じなのだが、双方に単独広告が二三枚あった。これが新聞店の経営能力、あるいは人脈なのか。

新聞を変えたらスーパーの一割引き券付きチラシが毎回入る様になった。ちょっと嬉しい。

そうこうしていると今度は某全国紙の勧誘が来た。既に来年まで決まっているのでそれから先のことは約束できないと断ったが、それでもいいと第三のビール一箱を置かれ半年契約をしてしまった。この新聞店は今までの徒歩十分弱の街道筋に並んでいるところではない。新興住宅地の近くだ。どんな広告が入るのか今から楽しみだ。

ちなみに間の半年は今までの新聞が入る。ライバル紙と契約したよと夫に言ったら、新聞店の馴染みになった勧誘員を呼んで契約したのだ。
記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

kokopy

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ