ニコ動で少し前から「蒼穹のファフナー」を無料配信中。一年ほど前にパチンコのcmで「何とかシャングリラ」で空耳状態になって以来、一度は見てみたかったアニメ。


第13話 フェスティムによる人類のジェノサイド。毒素がばらまかれ日本人は全滅。なんか、今日の日本のようだ。
日本というより福島の未来のようだ。


放射能で汚れてしまった福島。
両側を高いトンネルに囲われたトンネルのような線路を疾走する弾丸列車が見える。
その列車は郡山に停まるだろうか?そうして福島県は忘れ去られていくのだろうか。

忘れ去られた福島県がこの竜宮島のように存在していたらいいと思う。切に思う。それはそう遠くない未来な気がする。

16話まで見て地元公民館主催の「放射能の講習会」へ出かけた。地元在住の農学博士。地元の名士の方らしい。農事試験場で放射線を使って実験なんかもやっていたという自己紹介。だから放射線の専門家というわけではないと。農事試験場、放射能というと植物図鑑にあった放射線による品種改良かしら?最近あまり聞かなくなった。今は遺伝子操作全盛って感じ。

放射性物質に汚染されちゃったこの郡山。今のところお米から暫定基準値以上のセシウムは検出されていないが、植物にどう吸収されていくのか気になるところ。

資料の中に、放射性セシウムの野菜と果実類への移行係数というものがあった。
意外にもホウレンソウは少ない。0.00054とか。対するに米は0.012。でも土壌1キログラムに放射性セシウムが5000ベクレル含まれている場合、米には500ベクレル移行するらしい。土壌の測定が大事なんだ。


家庭菜園で野菜にセシウムを取り込ませないためにはカリウムを多めに施す。苦土石灰を撒くとか、それに加えて最近の畑は「糖尿病状態」、肥料を与えすぎないようにと。

「蒼穹のファフナー」を見た後だと、放射能に強い子供だけが生き延びて、、、、世界的大汚染で人類が絶滅の危機に瀕した時、人類の希望の星となるのかしらと、妄想が止まらない。