福島県の何とかアドバイザーになった山下教授の講演があるというので市民プラザに出かけた。息子も誘ったが、主催者がわかない講演会には行かれないとか言って来なかった。
主催者はピンクリボン@郡山というところで、怪しいところではないのだが、メモ帳に書き写す時、主催者まで転記しなかっただけ。元の記事を捜したけれど出てこなかった。
メインは乳ガン撲滅。若い男性には敷居の高い講演会かもしれない。しかしかなりの数の若い男性も入っていた。
メインの乳ガン撲滅の講演ははわずか15分ほどで終わり、次は甲状腺癌について。そして山下教授。いろいろな情報に振り回されることなく、正しい知識で放射能に立ち向かおうといういつものお話。
甲状腺の先生も山下先生も,県民健康管理調査を提出するようにと強調していた。これが主たる目的の講演会だったのかな。
山下先生の立ち位置はよくわからない。一部では悪の権化的に言われている。それももっともと思う。最初の2週間が大事、(つまりこの期間に大部分の被ばくを指定し待った)と言いながらこの時に福島県にやってきて,安全、安心と言いふらして逃げ出す機会を奪ったからだ。それをリスクコミュニケーションのためとか言っていた。
広瀬隆の講演会にも行った。これを聞いていると日本全国どこへ行っても安全な場所はないと気づかされる。そうすると山下教授に行き着くしかないのだ。もう浴びてしまった郡山市民としては。笑う人には放射能は来ないとは思わないが、結局自然治癒力を高めて足し向かうしかないのだ。
今回の講演会、山下教授の立ち位置同様、立ち位置のわからない講演会だった。
司会者は乳がんの専門家だそうだ。質疑応答では乳がんに対する質問が多かった。この乳がんの専門家が「最後にみて下さい」と言って見せてくれたのが地球上の核実験を下場所の動画。
講演会でも言われていたのだけれど
県民健康管理調査の先行調査の光線量地帯住民の外部被曝放射線量(推計)を2月20日に発表した。講演会でも言われていたのだけれど、新聞にも書いてあった。推計するに当たってスピーディによる空間線量を使ったらしい。
この間どこかでどこかの偉い人が、スピーディのデータは推量で当てにならないから避難には使わなかったとか堂々と主張していたが、被ばく線量を推計する時には「当てにならない」とか言わないで,堂々と使っちゃうんだ。しかも「健康に影響はない」なんて言っているし。山下先生は,山木屋地区を川内村って言い間違うし。言い直さないし、誰も注意しないし。